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Plus Twoについて

Plus Twoについて〜三角パワー

Plus Twoとは自分と(plus)誰かと誰か(two)をつなぐことで、楽しさやワクワク、驚きを通じて、ともに(us)暮らしや社会に変化を生んでいくこと。

2017年のある日の会話をきっかけに屋号・会社名はPlus Twoにしようと決めました。それは、過去数年取り組んできた「まちのおやこテーブル」プロジェクトについて説明していた時のこと。話し相手は慶應義塾大学・前野隆司教授とshiawase学会の準備をしていたNさん。

主観的幸福感について研究しているNさんは、やりたい事がぶつかりがちな「親」と「子ども」の間にまちのおやこテーブルが入って、つなぐ場を作る事で幸せを生んでいる「しあわせ・三角モデル」なんだねと言ってくださり、ノートに三角の絵を描いたのです。

そうか三角だ!私たちは親向け、子ども向けのどちらにも特化せず、親のニーズ、子どものニーズの両方を満たす場を作る事で、親も子どもも自分らしく過ごす時間を提供しています。

まちのおやこテーブルは、自分達専用の場所を持っていません。なので、いつもここで開催しています!というわけには行きません。代わりに、いいね!と考えてくれる店主や管理者さんの場所、カフェや公園、遊び場やNPOの事務室でイベント形式で開催することで、言わば、まち全体がまちのおやこテーブルの場になっています。

まちのあちこちで「まちのおやこテーブル」を開催することは、親子の関係性が、親子間・親子同士から、まちの店主さんや管理者さんを通じて、街に暮らす人と子ども、街に暮らす人と親という斜めの関係を生んでいきました。

特に親として参加した方は、知り合ってみるとアロマセラピスト、ライター、帽子デザイン、綿づくりプロジェクトをやっているなど、ワクワクするような新たな世界を持っている方々がゴロゴロ。これは宝の山かも!

講師をやって!と言うと先生ではないので・・・と遠慮しがちですが、まちのおやこテーブルというコミュニティの場で知り合った方からその話もっと聞いてみたい!面白そう!と言われたら「やってみようかな」という気になります。新たな企画の誕生です。

参加者が今度はその店でイベントのゲストや主催者になっていきます。それを見て他の参加者から、自分も展示会をしてみたいんだけど・・・という相談が生まれたりもします。お店はだんだんコミュニティ拠点となり、新たなお客さんが来ることにもなる。三角は次の三角を生んでいくのです。

sumiccoは、お店に子どものための小さなコーナーを用意することで、親子とお店をつなぎ、子どもと大人が共生する街を作るプロジェクトです。カフェや飲食店、本屋、美容室、ギャラリー、趣味や学びの場・・・。親になった喜びはもちろんありますが、親になる前には当たり前だった日常の場に、子どもと一緒では行きにくく、日常生活からなくしてしまった場が実はあります。

親は日常を取り戻したい。子どもは親といたい・遊びたい。お店は親子も他のお客さんも来てほしい。そこで、sumiccoで親子とお店に橋をかけます。sumiccoで過ごす子どもの様子を見て、お客さんが子どもの落ち着き具合に驚いたり、声をかけて一緒に遊んだりする事もあります。親子が街の日常風景から分断されず、他の大人とつながるきっかけとなることで、子どもインクルーシブな人的環境を少しずつ作っていく営みでもあります。

私はPlus Twoを通じて、人と人のつながりを喜び合い、日常にある幸せを感じながら、子どもと大人のインクルーシブ社会を作っていきたいと考えています。

一人では到底できないと思うことも、組み合わせるとワクワクに変わります。私たちのプロジェクト以外にもたくさんの組み合わせがあるはずです。Plus Twoのコンセプトロゴはショップでご提供する予定です。どうぞあなた自身の起こしたい変化をPlus Twoに当てはめてみてください。きっと何か生まれるはずです。

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